旅の往復券~bclina ver.~/ Lina feat.BCL&Akko
- Akko Hashimoto
- 2016年7月30日
- 読了時間: 3分
ネットを中心に活躍中の歌手:りなさんと、 ミュージシャンとして活躍中のBCLさんにお願いし、 昔制作し楽曲提供した作品「旅の往復券」を、 リメイクしていただきました。 歌詞はこちらからでもご参照いただければ幸いです。 1991年、ribbonというアイドル歌手グループさんへ提供した作品。 ribbonさんとは何曲か提供させていただきましたが、 この曲は3rdAlbum[Jessica]に収録されています。 当時、ribbonさんには元気印な作品を作る傾向にあった私ですが、 珍しくスローナンバーを意識して挑戦&制作した曲です。 しかも歌詞に映画の一場面的な様子や風景を取り込みたかったため、 メンバーの皆さんにも「ここはどういう意味でしょうか?」と、 質問されたりなどして。 あの頃の自分で考えてもちょっと大人っぽい作品かなぁ...と考えてました。 観光地で生まれ育った娘が、成長と共に淡い恋を抱く...そんな世界観でした。 ********** この度、過去の作品にもう一度スポットを当てさせていただき、 りなさんという素敵なシンガーさんに歌っていただいたら、 不思議な感覚に。 曲がこのタイミングを待っていたかのように、とてもイキイキしてるのを感じました。 再度歌ってもらえることと、新しく生まれ変わったことをとても喜んでいるなぁと。 流行歌を書くことは、その時のタイミング、流れなど影響は大きいと思います。 でも月日が経って、曲もそれなりに熟成したとして、 今回のようにもう一度イキイキしてくれるなら、それもアリだなぁと、 新たな自分の作曲視点を見つけさせていただいたようで大変嬉しいことでした。 ********** 以前のアレンジは穏やかなスロウナンバーのイメージでしたが、 今回BCLさんにお願いしたら、想定外な超〜心地良いラテンポップスに。 私も大好きな南欧の風が吹いてきそうな華やかラテンポップスアレンジに大感激! そして歌詞の中の女性もちゃんと歳をとり、 あの頃の思い出を振り返って微笑んでいるようにすら感じてきました。 本当に不思議。
お二人が導いてくれたこのマジック、素晴らしすぎます。 ********** ここのブログにも以前書きましたけど、 自分の音楽活動に関しての過去話をするのが苦手でした。 自分のことよりも曲を知られてナンボをずっと気負いすぎ、 それ故にどんどん話すことに気が引けて...となってしまいまして...。
それに人間的にもわがままでダメミュージシャンでしたし(笑) でも、どんな人間にも歴史ありですもんね。 若かった頃の音楽活動していた自分があったからこその今の自分。 そこをこの一年でようやく自覚し受け入れ始めたと言いますか。 ********** 一度飛び立った作品を里帰りさせてもう一度。 新しい試みに、今ではワクワクさえしています。 こうやってまた歌っていただけること、大変幸福に思います。 リナさん、BCLさんどうもありがとうございました。
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